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2011年5月31日 (火)

単管足場を使ってカーボート!!

U26t_2a足場の単管パイプを使って、カーポートや塀を造る方法です。

以前から、足場パイプを使って造りたいと思っており、私のブログで紹介したところ、アクセス数がかなり多かった情報です。

普通の足場を組むと、ジョイント部分がゴツくて、いかにも、足場組んでます!というようなものになってしまいますが、ジョイント部分がスッキリ、シンプル、これは、使えます。DIYでも出来る方法です。

溶融亜鉛メッキなので錆びにくい。(グレー色の立体駐車場などで施されているメッキ。)

メーカーのアルミカーポートを使うのであれば、木を沿わせたりして、原型が分からないようにデザインしてしまおうと思ってましたが、これは、シンプルなので、Kumiawaseaデザインしないでそのままでも使えますし、安価。

せっかく、建物をちゃんとデザインしても、無造作にアルミのカーポート付けられたら、悲しくなってしまうので、これは、良さそうです。

ジョイント工業というところで、単管足場のシンプルなジョイントを作っています。

そのジョイントを使って組み立てるカーポート、いかがでしょう。こちらです。

遠藤浩建築設計事務所

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2011年5月25日 (水)

木製カーポート

Img_0472_2家を和のテイストにし、カーポートもそれに合わせます。

アルミのカーポートは、ハウスメーカーの家などでは、良く見かけますが、ちょっといいデザインのものがないので残念!

カーポートは、ほとんどのお宅で家の正面、アプローチのところに造るものなので、アルミのカーポートをつけるだけで、その家が台無しという感じになってしまいます。

もっとシンプルなものが出てくればいいのにと思ってしまいます。

遠藤浩建築設計事務所

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2011年5月18日 (水)

どうして縦樋をチョッと横に振って繋げる?

Photo真直ぐ下ろせばスッキリシンプルになるのに・・・。

これはまず施工の段取りとして、横に渡した軒樋に縦樋を接続するための落し口を造ります。

次に、外壁の下地のあるところ(柱のある辺り)に縦樋を取付けます。

最後に、写真のように、軒樋の落し口下で横に少し振って、落し口と縦樋の位置を調整して接続するという順番になるからです。

これが、一般的?だったりしますが・・・。

それだったら、落し口の位置と縦樋の位置を真直ぐになるように決めてから縦樋を取付ける下地材を入れれば良いと思うのですが、我々が監理で注意していないとこのようなことになってしまいます。

場合によっては、縦樋が地面の付近で排水管ともずれていて、横に振って繋げるなんてこともあるので、気をつけて監理しないといけません。

樋の位置を屋根屋さんまかせにしている人(建築家、ハウスメーカー、工務店)もいますが、樋もデザインの一部、ウチでは、それはしません。

屋根形状によっては、縦樋を下す適当な場所がなく、いろいろなところから樋を持って来て1つに合流させて下ろしている家を見かけますが、見苦しいと思います。

そんなところも監理をシッカリやらないと、せっかっくシンプルモダンに創っているのに良さが半減してしまいます。

ひと昔前、ローコスト住宅で外壁に屋根材のコロニアルを使っていた時代、日本が誇る建築家、いや、住宅作家、宮脇檀さんは、コロニアルの割り付けまで施工図を書いて指示を出すほど綿密に監理をしていたようです。

遠藤浩建築設計事務所

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2011年5月12日 (木)

間違いやすい?猫間障子と雪見障子

Img_1356猫間障子とは、一般的に関東では写真のように下半分くらいにガラスがはまっていて、その上に取り付けた障子が上げ下げできるものをいいます。

一方、雪見障子とは、下半分にガラスがはまっているだけで、上げ下げ障子の付かないものをいいます。

本来、猫間障子は、障子が閉まった状態で猫が出入出来るように、小窓を付けたもので、ガラスは付いていませんでしたが、家の気密を考えると、そういうわけにいかなくなって呼び名だけがそのまま残ったのでしょう。

猫間障子よりも雪見障子の方が世間的に分かり易い呼び名なので、間違って「雪見障子にしてください」と注文すると、上げ下げ障子が付いてこないことになってしまいますので、お気をつけて・・・。

遠藤浩建築設計事務所

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2011年5月 6日 (金)

大容量の便利な食品庫

Img_0275aa庭を抱かかえる家の食品庫です。

キッチン脇の食材などをしまっておくスペースを、階段の下を使って創りました。

プランの仕方によっては、このスペースは、トイレに使ったりする部分なので、タタミ1畳弱の広さ、結構な収納力があります。

常温保存の食品や根菜類、お中元・お歳暮で頂いたもの、調味料、調理器具、食器類などいろいろ収納できます。

この食品庫は、ご主人の好きなワインやブランデーなどセラ-としても大活躍の収納になっています。

遠藤浩建築設計事務所

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2011年5月 1日 (日)

昇り降りし易いゆったりした階段

Img_0888aaa写真のような階段を我々は、俗に“行ってこいの階段”と言います。

(CF.真直ぐな階段を“鉄砲階段”と言います。)

この行ってこいの階段の真ん中の手摺の部分は、ふつう一般的には、壁の厚さと同じ130~150mmあります。

壁と同じように柱を入れてボードで仕上げているのでその位の厚さになるわけてすが、そんなに厚いのでは、つかめません、手摺なのに・・・。

ウチでは、やはり手摺なのでつかめる厚さにしています。(厚さ60mm)

そうすることによって、階段の幅も45mmづつ広がるので、ゆったりしますし、厚ぼったくないスッキリした階段になります。

因みに、ウチで創る昇り降りし易い階段の踏面は240mm、蹴上(1段の高さ)は180~190mmにしています。

昇り降りし易い、ゆったりした階段になります。

遠藤浩建築設計事務所

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