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2011年4月26日 (火)

かんたん耐震補強 その2

Img_1052aa次に、この家では、180°のパノラマビューが見せ場!ということもあり、南側、家半分を透明ガラスにしました。

構造上均等なバランスで耐力壁を造るには、ガラスの部分も耐力壁にする必要があります。

このケースでは、見晴らしを考えて、ワイヤーを張って入れる耐力壁にする方法を取り入れました。

構造計算上、今回は、タスキ掛けのダブルで入れています。

どうでしょう、見通しが良く、開放感のある空間になったと思います。

このように、壁(耐力壁)にしたくないところでは、こんなアイテムを使えば、十分、開放的に創れます。

商品名は、「コボット」といいます。

遠藤浩建築設計事務所

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2011年4月22日 (金)

かんたん耐震補強 その1

Img_1334bb家全体をリフォームする中で、耐震補強も施工した例です。

陽や風が入ってくるアルミサッシが付いている場所にどうしても補強をした方が構造的にバランスが良いという考えから、このファイバーグレーチングになりました。

ワイヤーを張って入れる耐力壁にしても良いのですが、このケースは、ファイバーグレーチングから漏れる光の感じを生かした耐力壁としました。

ファイバーグレーチングとは、よく側溝で雨水が入るように鋳物で出来たグリット状の蓋が付いている部分を見かけますが、その材質が樹脂製のものです。

この家は、今回の地震で震度6弱を経験しましたが、揺れも少なく、きしみもなく頑丈に働いてくれました。

材質が樹脂製のため、木造の揺れに追従して、揺れを良く吸収してくれたものと思われます。

コストも抑えられ、なかなかの優れものです。

もちろん、梁、柱、土台に直接、緊結しています。

先ほど、話に出しましたワイヤーを張って入れる耐力壁にする方法は、次回紹介します。

遠藤浩建築設計事務所

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2011年4月18日 (月)

地盤の良し悪しを含め土地を購入する際に必ず確認すること

建物は日本の耐震基準に従えば、まずは安心ですが、「地盤」が心配です。

軟弱地盤、液状化する地盤、事前にわかっていれば・・・。

地盤のことも含めて、“住宅用に土地を購入する際に必ず確認すること”についてお話してみたいと思います。

1. 地目

2. 道路の接道状況

3.用途地域

4.防火指定

5.建ぺい率・容積率・高度斜線

6.壁面線の後退、等

以上は、家を計画するのに最低限度確認していないといけませんが、

次の項目もかなり重要です。

7.地形分布図で地層の確認や近隣の地盤調査の有無の確認・・・ネット等で確認可

地盤が弱く地震対策として、地盤改良、杭工事を必要とする場合、大きく工事額が増えてきます。(50~150万円、それ以上の場合もあり、頑丈な地盤であれば0円です)

8.下水道管の引込の有無・・・役所の下水道課で確認可

下水道の新たな引込金額はバカになりません。(50~100万円)場合によっては、浄化槽設置の可能性も。(50万円前後)

9.水道管の引込の有無、メーターの口径の確認・・・水道局で確認可

水道の引込も結構費用がかかります。(50~150万円)

メーターの口径が13mmであれば、あまり水圧が期待できません、同時使用個所が限られたり、2階への水圧が弱すぎたり、まして、3階には無理です。メーターの口径を変更するにも引込管が細くては、引直しになりますので、引込管の口径も確認が必要です。

土地購入前に、大まかですが、この辺りを我々は確認しています。(決して土地の書面の内容を鵜呑みにしてはいけません)

購入前の土地についていろいろとお知りになりたい方、ご心配な方、私共にご相談ください。(無料です!)

遠藤浩建築設計事務所

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2011年4月14日 (木)

花粉症・インフルエンザに対応した家6 洗面所の充実

これまで、花粉症やインフルエンザの予防や日常の健康習慣の場としての洗面所のありかたについてお話してきましたが、今回は洗面所をもっと充実したスペースにするためには、どうするかです。

洗面所には石鹸や歯磨きグッズ、常備薬やタオルなど細々としたものがあふれています。

これらをきちんと収納でき、常に衛生的に保てるデザインであることが必要です。

また体脂肪・体重測定器や血圧測定器などが置けるスペースがあればより充実した空間になります。

更なる充実をはかるのであれば、ジムマシーン、トレーニングマシーンなど体を鍛える器具を取り入れたり、全身が写る大きな鏡を壁面に取り付けたり本格的な仕様にするのもいいでしょう。

洗面所を単に手洗いや歯磨きをするだけの場ではなく、健康から美容、フィットネスまで出来る多機能な空間にする。そのようにすることによって居心地が良く楽しい生活がそこから始まります。

具体的な例については、それぞれのお施主さんの間取りの中で反映できるものだと思います。

以上、地球環境が変わりつつある中、建築そのものもそれに対応できる新たな取り組みが、これからも更に求められていくのではなでしょうか。

建築家の設計力はそこにも求められているわけで、時代を見据えた家のあり方を常に考えていかなければなりません。

遠藤浩建築設計事務所

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2011年4月11日 (月)

花粉症・インフルエンザに対応した家5 快適な洗面所 その二

花粉症やインフルエンザの予防としては、帰宅後すぐにうがいや手洗いをすることが肝心です。そう考えると洗面所を玄関のすぐそばに配置するのも一案です。アウトドアクーロゼットの隣などに工夫して配置することで、部屋でくつろぐ前にきちんとケアをする習慣が身につき、便利に使えるのではないでしょうか。

ただ気をつけて頂きたいのは、その玄関が孤立したスペースになっていては、隅に追いやられた洗面所と一緒です。

手洗いやうがいは帰って来て直ぐできても、体脂肪や体重を測ったり、歯磨きに行きづらかったりする場所ではいけません。

いつもくつろいでいる居間と引戸を開けると一体で繋がったり、玄関を仕切らず居間の片隅に配置するなどして、容易に積極的に利用できる間取りでないと不便ですし快適とはいえません。

いずれにしてもその辺りが建築家の腕の見せ所になるわけです。

次回は更に、洗面所をより快適に過ごすためのあれこれです。

遠藤浩建築設計事務所

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2011年4月 7日 (木)

花粉症・インフルエンザに対応した家4 快適な洗面所 その一

居間や食堂を陽の当る場所に配置したおかげで、洗面所や浴室が北側の寒々しい場所や、廊下の突き当たりに追いやられてしまう。日本ではよくある間取りです。

前回お話した通り、洗面所は健康的な日常生活を営むための大切な場所です。

そんな洗面所が不健康な場所にあっては本末転倒。

私は洗面所の使い易さ、便利さ、楽しさが花粉症やインフルエンザの基本的な予防や毎日の健康管理のし易さに繋がるのではないかと考えます。

ですから洗面所は、日頃くつろいでいる居間の一部や隣で、日当たりの良い快適な場所に配して、気軽に積極的に利用できることが理想です。

ご高齢の方にも、髪を染める時に暗がりの冷たいスペースでは不便ですし、

暖かい部屋から急に暗く寒い場所に移動するのも、体に良くありません。

その洗面所に取付く浴室も南側に配し、ジャグジーのように昼間の日差しを浴びながら入浴するのも楽しみになるでしょう。

住宅ではありませんが、日本が誇る大建築家、村野藤吾さん設計の箱根プリンスホテルでは洗面が、脱衣室ではなく客室の片隅に配置してあり、使い勝手がよくオシャレでした。

今やお風呂にお湯をはるのも洗濯も全自動。必ずしもそれらをキッチンやユーティリティーのそばに置いて家事動線をまとめなくても、もっと自由に動線を見直すことも必要になってきたのではないかと思います。

洗面所を家の主役に据える。そんな間取りが、住む人に優しく健やかな日常を与えてくれたりします。

遠藤浩建築設計事務所

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2011年4月 4日 (月)

花粉症・インフルエンザに対応した家3 その対策

インフルエンザ対策には、部屋の温度と湿度を適切に保つこと、室温は20度前後、湿度は60%くらいを目安にし、室内の換気や積極的な水分補給も大切です。

花粉症は、治療薬や食事、マスクにメガネなどの防衛策も大事ですが、更に体を鍛えることもいいそうです。

でも周知の通りインフルエンザ花粉症の予防には何をおいても、こまめなうがい、手洗い、洗顔が肝心ですよね。

この基本的な予防策を習慣付けるカギは、「快適な洗面所」のあり方だと思います。

また、洗面所は体脂肪・体重・血圧測定、歯磨きにスキンケア・ヘアケア等、日常生活を健やかで美しいものにする大切な場でもあります。

「健康な日常生活の要は洗面所にあり」

ということで、次回からいよいよ建築的観点から洗面に関わる動線や間取りの工夫についてお話していきます。

遠藤浩建築設計事務所

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