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2007年5月29日 (火)

コストダウンのポイント、更に超ローコストとは? その1

家を建てる場合、誰でも際限なくコストがかけられるわけではありません。
建築工事は多岐にわたる材料、それを使って造る多くの業種が関わってきますので、タズナを引き締めていかないと、見積時には、予算の1.2倍や1.5倍に直ぐになってしまいます。

かといって、防衛策としてハウスメーカーが良く出してくる計画段階での概算見積、これって、あまり役に立ちません。
1/100の平面図と立面図等、たった、1,2枚の図面で、お施主さんの要望や設計者の意図していることなどが,全て反映されて出来ているわけではありませんし、まして、これからどう創っていくのか、ほとんど決まっていないものを見積もるわけですから、当然、人間の心理として安全を見て、この位にしておこうという多目の見積にならざるをえないからです。
初期の段階でのお施主さんが、まだ、不安に思われている気持ちをあおってしまい、萎縮した設計になってしまう可能性もあります。
あまり、決まっていない早い段階で、概算を出すということは、あくまで、“取らぬ狸の皮算用”であって、しかも、数値だけが一人歩きしがちで、非常に厄介な問題をはらんでいます。

では一体、予算を踏まえた設計とは、どう進めていけば良いものなのでしょうか。そのポイントを考えて見たいと思います。

1、床面積は、抑え目に!
計画が進んでいくと、大きくしたものは、小さくしにくいものです。大は、小を兼ねるかもしれませんが、予算まで兼ねません。
一度、今までの生活で無駄になっていたところを見直してみましょう。あるはずです、仕訳してみれば。持っていてもこれから一生使わないもの。新しい家には、合わない間に合わせで買った家具や寝具。
出来るだけ早いうちに、引越しの整理や支度をしてしまうと考え方が変わるようです。(支度をするということは、頭使って、更に、体使って考えるからでしょうか。)
無駄な廊下は、創りたくありませんね。
子供部屋も、昼間大半を外で過ごす子供にとって南向きの6畳や8畳の部屋は、引篭り易いだけで、そのようなりっぱな部屋はいらない筈です。
家の中で、恵まれた条件の場所は、みんなが集う居間や食堂、家族室、多目的室に当て、面積も抑えましょう。

2、建物の間取りを正方形に近づける!
中庭のある家や1階と2階の大きさの違う家、雁行させた家などは、四角い家と比べて、その分だけ壁の面積が増えるのでコストがアップします。
出ているところや引っ込んでいるところが多いので、使う材料も増えますし、手間もかかりコストに反映されます。
中庭やデザインとして雁行させたりする手法にこだわるのであれば、その分だけ他を削って予算を確保しておくことが大切です。
外部に面する表面積(外壁)も増えるため、外部の影響を受けにくいような気密、断熱も、よりシッカリ考えておく必要もあります。

3、屋根は、片流れが一番安い!
切妻や入母屋のように屋根が折れている棟のある屋根は、折れている部分の雨仕舞を納める特別な材料や手間がかかるのでコストアップになります。
コストを抑えるのであれば、片流れが安価。
洗練されたイメージの外観が創り易いので、シンプルモダンなスタイルには、向いている手法かもしれません。

4、部屋の広さを○○畳で考えない!
工夫次第で、実際の部屋は、四角い部屋とは、全く違う広々感や使い勝手の良い空間に変わります。たとえば、隣の部屋と一体になるように考えたり、天井高を低い所もあれば、高い所もあるといったようにするだけでも、家の中が変化に富んだ開放的な空間になったりします。
ハウスメーカーのように、ただ単に、6畳必要、8畳必要というのは、無駄を省く作業において、妨げになったりします。
もっと、部屋の広さを柔軟にとらえましょう。

5、せっかく建てるのだからといって、設備は高価なものになりがち?
建物の耐用年数と設備の耐用年数は違います。設備を建物に組み込むような高価なシステムは、お薦めできません。
建物を50年、100年持たせようと考えているのに、設備は、7年~15年です。
昔のセントラルヒーティングのような後で交換出来ないようなシステムは止めましょう。
製造会社が残っていたとしても、10年、20年後のアフターをしてくれるとは思えません。
時代と共に、家の設備に対する考え方は、変わってしまいます。
後で、変えられる、どうにでもなるような、組み込まないで、ただ付けるだけのような設備を考えることが大切です。
そのシステムを使うことが最優先の希望であって、そのために家を建てるのであれば別ですが。

                                                      つづく

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2007年5月25日 (金)

ウチのデザイン ボキャブラリー Ⅲ

Db3_1珪藻土の外壁 ・ 軒下飾 ・  小上りの和室 ・ ハシゴ段

シースルー階段  ・ 大理石の腰壁 ・ 瓦タイル ・ 大谷石の縁取

飾り棚 ・ 座卓 製作 ・ ギザギザ3 ・ 製作 キッチン

第3弾、ウチのデザインあれこれです。第4弾もあります。

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2007年5月22日 (火)

シアタールーム工事途中経過

Siata左は、天井取付プロジェクターのケーブル取出とコンセント部分を凹にした天井。

右は、投影するスクリーンのボックス。

ただ単に、天井にプロジェクターを付けたり、スクリーンを付けたりするのではなく、コンセンやケーブルを見えにくくしたり、スクリーンを巻き込むケースを見せないようにという配慮です。

まだまだ、これだけではありません。リフォームなので、以前とガラっと変わります。

続きは、後程。

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2007年5月15日 (火)

ウチのデザイン ボキャブラリー Ⅱ

Db2ステンレスすだれ ・ ギザギザ2 ・ 小窓の連続   ・ ルーバー

ウッドデッキ2 ・ バケツの置ける洗面 ・  丸太の腰掛 ・ パンチングメタル 引戸

障子1 ・ ポリカ引戸   ・ 丸太の大黒柱 ・ 間接照明

第2弾、ウチのデザインあれこれです。

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2007年5月12日 (土)

建築基準法改正(6月20日ヨリ)

建築基準法改正の講習会の予約をしました。

またまた、基準法が変わります。

シックハウス法、火災報知設備設置の義務化やら、今度は又もや、手間だけがかかる意味のない法律のようです。

“お役所のやることだから”と諦めなければならないのでしょうか。

建売を取り締るのには、いいのでしょうけど。

昔は良く納得のいかないことは、役所に対して、くってかかったものですが、役所の意味のない法の条文一辺倒、責任逃れの対応を受けるにつれ、今は、それをする時間があったら、その手間をデザインにかけようと思うようになりました。

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2007年5月10日 (木)

ウチのデザイン ボキャブラリーⅠ

Db1_11

中庭 ・ 布団干し ・ 浴室ヒノキ貼  ・ ウッドデッキ1

製作 キッチン ・ 船舶窓  ・ ギザギザ1・ 食卓 製作

インナーバルコニー ・ 吹抜   ・ 鬼瓦 ・ ガラスブロックの塀

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2007年5月 4日 (金)

GWも工事進行中

Kawagoe1GW連休中も工事進行中、川越のビルのリフォーム。

この階は、ほとんどスケルトンで、ここにシアタールームが出来上がります。

リフォームは、解体すると、直ぐに仕上にかかわる下地を造りはじめるので、目が離せません。毎日のように、監理に行かないと、どんどん出来上がってしまいます。

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2007年5月 1日 (火)

ウォークスルーアニメーション3本

計画段階のプレゼン用のウォークスルーアニメーションです。

模型代わりにCGを創ります。

人の目線で空間が良く分かります。

1000万円台のローコストなお宅です。

こちらからご覧になってください。→

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鬼瓦

Onikawara_2 今まで住んでいた家の鬼瓦をアプローチのアクセントに・・・。

慣れ親しんだ家の一部を新しい家に生かすのは、ただ、新しく創り変えただけでなく、思い出が受け継がれ、そこに住む方の歴史が前の家から繋がっていくようでいいもんです。

解体の時に、鬼瓦だけでなく、平瓦も残して利用すれば、“もっと、いろんなことが出来たなぁ”とチョット後悔。

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