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2007年1月29日 (月)

キッチンのレイアウト

Worktoraianguru台所作業のメインとなるシンク、コンロ、冷蔵庫の位置を何処に設置するかで おおよそのキッチンのレイアウトが決まります。

それには まず、この3つを線で結んだ三角形の各辺の長さを目安に考えると 作業効率の良いレイアウトが出来ます。

3辺の合計が 3.6m(二間)~5.4m(三間)くらいが良く、三角形にならない全て一列に並ぶキッチンは 2.7m(一間半)~3.6m(二間)くらいが適応とされています。

さらに その三角形の中に 収納を配置します。

収納といっても 毎日使うような食器や調理用具は 台所用品全体の15%程度ですから 

これくらいの収納出来る場所が三角形の中に組み込まれていれば 日常生活では こと足りるようです。

キッチンの引出、下部収納、吊戸棚、ちょっとしたサイドキヤビネット等に収納することになります。

そして その他のあまり日常使わない台所用品の収納場所は 家の間取りによって 決めると良いでしょう。

対面式や独立タイプのような壁で仕切られた間取りの台所の場合は そこにまとめて創ることになりますし 家の面積に制約がありダイニングキッチンのような食堂と台所を1つの部屋として広く使う間取りの場合には 毎日使わないような台所用品を壁収納等で分散させて ダイニングキッチンを広く有効に使うと良いと思います。

全部台所に持って来てキッチンの使い勝手だけを優先すると ダイニングが窮屈になってしまいます。

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2007年1月24日 (水)

坪XX万円の落し穴

坪XX万円の家同士って比較できますか?

何となく疑問に思いながら ついつい比較の手段として使っている この坪単価。

同じ坪単価XX万円でも内容が様々です。1坪という面積だけで 割り出した金額なので 余り比較にならないと思うのですが・・・。

様々な要因で 高くなったり、安くなったりします。

1.大きさの違う家は 坪単価で比較するのは 難しい。

  a.大きな家は 使う面積の広い材料が多くなり 材料単価が安く購入できるため 坪単価が安くなる。

2.同じ大きさの家でも 創り方によって 比較が困難。

  a.一世帯住宅と二世帯住宅では 二世帯の方が設備が多くなるので 坪単価が高くなる。

  b.木構造の平屋建てと2階建て、3階建てでは 金額のかかる屋根と基礎の多い平屋建てが一番高く、次に 屋根と基礎が少ないけれど 構造計算が必要、金物、補強の多い3階建てが2番目、2階建ては 屋根、基礎共 平屋建ての1/2になるので一番安い。

  c.中庭のある家と四角い家では 床面積は同じでも 凹の部分の壁の面積が増える中庭のある家の方が高い。

  d.普通の2階建てと中2階、中3階のあるスキップフロアの家では スキップさせる手間がかかり スキップフロアの家の方が高い。

3.坪単価の比較で 往々にして 含んだり 含まないで比較されてしまう工事。

  a.照明器具工事、カーテン工事、造付け家具工事、外構工事、浄化槽工事、地盤改良工事、冷暖房設備工事

という訳で 「うちは 坪XX万円で作ります。」というのは 当てにならないということなんです。

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2007年1月22日 (月)

家を建てるのに 全部でどの位の費用かかるのでしょうか?

初めの段階で 良くお施主さんに聞かれます。

特に 本体以外にどんな費用がかかるのか?と。

お施主さんの条件によって変わってしまいますが かなり大まかなところ 新築の場合 下記の通りになります。

まず

1.建物工事費 建物本体の工事額(照明器具、造付け家具含)

2.設計監理料 総工事費の10~15%

そして その他、“本体以外にかかる費用”、これが なかなか見えて来ませんがこんな費用がかかります。

3.解体工事費

4.地盤改良工事費

5.外構工事費

6.冷暖房設備工事費

7.カーテン工事費

8.引越費

9.家電製品、置き家具購入費

10.建物にかかる税金(登録免許税、不動産取得税、固定資産税、都市計画税 等)

この中で

3.解体工事費(建替えでなければかかりません。)

4.地盤改良工事費(地質がよければいりません。)

5.外構工事費(既存のものを使うとか後でやるとかであれば 余りかかりません。)

という項目は無いお宅もあります。

おおよそ“本体以外にかかる費用”というのは かからない場合には建物工事費の4%くらいでも済みますし かかる場合では10~15%になる場合もあります。

特別いいものを使うとか 特殊な条件では また 変わって来ます。

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2007年1月18日 (木)

マイ アーキテクト ルイス・カーンを探して

Myarchtect 日本では 去年公開の映画ですが DVDで鑑賞。(TSUTAYAで借りられます。)

ルイス・カーンとは アメリカの建築家であり 巨匠のひとり。

安藤忠雄氏が独学で建築を学ぶ過程で 非常に参考にした建築家。

この映画は カーンの3番目の愛人の息子である作者が11歳の時に亡くなった父の建築に対す考え方や家族への思いを 建築を通して探っていく(えぐっていく)ドキュメンタリー。

偉大な建築家をたたえるというより その犠牲になった家族の苦悩や葛藤がかなり色濃く描かれていました。

“家族思い”じゃあ いい建築は 出来ないのでしょうか?

カーンは 人一倍 建築を創ることに 貪欲だったってことはもちろんですが、しかし家族を愛することは 少し疎かだった。けれど、彼独自の愛を貫いた。

彼の作品であるバングラデシュ国会議事堂が建つ地元建築家が “我々をきちっと愛してくれたからこそ実現不可能な地に この建物が建てられたんだ”と言っているシーンは カーンのすべてを物語っているようでした。彼は 世界中の人を愛したんでしょう。

ちなみに この映画の中でフィリップ・ジョンソン(アメリカの有名建築家)が言っていました 現代建築の3大巨匠はそれぞれ

フランク・ロイド・ライトは 怒りっぽかった。

ミース・ファン・デル・ローエは 近寄りがたかった。

ル・コルビュジェは 陰険。

だったそうです。

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2007年1月14日 (日)

浦和の家に車がぁ~・・・

去年の5月に完成したばかりの“浦和の家”に車が飛び込みました。
ビックリです。
3M上がった隣の駐車場から 車がブレーキとアクセルを間違えたらしく 平屋の屋根の下、外壁に突入!
屋根、樋、タルキ、外壁などが破損。
駐車場の下の以前から仲良くなかった隣近所の人たちが 意気投合して 何時また起きるかわからないこのような事故を懸念して駐車場管理者に抗議したとか。
お施主さんも 隣と7年振りに会話して ギクシャクしていた関係も 少しよくなったようです。
怪我の功名ってこと?

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2007年1月12日 (金)

リフォーム

川越のビル(診療所併用住宅、鉄骨造)のリフォームが始ります。

久々の見積り合わせ。

図面説明は 出来ている図面を説明すればいいのですが、現場説明は現場で階数分のリフォームの説明(しかも時間ずらして それぞれの建設会社に)なので 頑張り甲斐があります。

明日は 頑張るぞ~!

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2007年1月11日 (木)

設計事務所とハウスメーカーどこが違うの?

最近、何故か良く比較されるハウスメーカーとの違いですが

まず 設計の進め方が違います。

ハウスメーカーでは自由設計といってもパターンが決まっています。

しかし システム化されていますので システムに合いさえすれば さまざまな 先の見通しが立ちます。

プランも直ぐ出来るし、工事費も早い段階で わかります。

そこで 契約となるわけです。

設計事務所は 始めのヒアリング、ファーストプランなどの段階で  契約をしていただきます。

それから お施主さんといっしょに2人3脚で試行錯誤しながら 練り上げていきます。

全てが オーダーで出来、他にはない自分達だけの家を創り上げていくわけです。

工事費に関しても 同じようにいっしょに 必要なもの、不必要なものを選り分けながら調整していきます。

2つ目は 設計料が違います。

ハウスメーカーでは 設計料的なもの(設計料、システム開発費、宣伝費、営業経費、展示場の経費等)は 総工費の30~35%が工事額に載せてあります。(特に 見積項目があるわけでなく 全体に馴染ませるように入っています。)

有名女優を使ったCM、展示場の住宅、立派な社屋、多くの営業マン、システム開発などにかかる膨大な経費が載せられているわけです。

2000万の家は 2700万に、3000万の家は 4050万位になってしまうということです。

設計事務所で“いっしょに創って行きましょう”というのと違い、それだけの費用を払うわけですし 自動車と同じように メーカーが商品として住宅を与えてくれるものなので お施主さんにとっては ある意味、ラクでしょうね。

一方 設計事務所では 総工費の10~15%位が設計料ですので 結構この開きは 大きいと思います。

3つ目は プランが違います。

ハウスメーカーは ただ 箱(部屋)を並べて機能を満たしただけのプランです。

設計事務所では その敷地が持っている固有の条件を読み取り、光や風の入り方や 四季の過ごし易さ、気持ち良さを考えます。そして 家族の関わり合い方を演出したり 使い勝手等を考慮しながら 微妙にプランを変えつつ全体の構成を考えていきます。

そこに その方だけの家が 誕生するわけです。

システム化では 割り切れない設計者のセンスが発揮されるわけです。

それを 最初から最後まで その設計者がトータルで設計監理することで完成させていきます。それくらい真剣に“もの創り”をしているということなんです。

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2007年1月 5日 (金)

新年

明けまして おめでとうございます。

例年 年明け早々 いきなり図面作成作業に突入!!なんてことが多いのですが 今年は 1,2,3日と穏やかな日が続き 仕事初めは 正月の天気のように穏やかに年賀状整理から 序々に仕事に入れます。

これも仕事のタイミングによって様々ですが。

本年もよろしくお願いいたします。

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